MBA ファンディングアドバイザー 西谷佳之

金融機関経験を活かした中小企業の創業・経営支援

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こども達が教えてくれる これからの「動画」マーケティング

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「こども20年変化」

博報堂生活総合研究所は小学4年生から中学2年生までのこども達を対象に、20年間アンケート調査を行ってきました。その結果が「こども20年変化」として発表されました。

 

 

その結果の一部ですが。

私のこども時代には考えられなかったことだと思いますが、なんと、この20年で遊びより勉強が大事と考えるこどもが過半数を超えたんですね。さらに信頼性では、

 

 

お母さん、お父さんを逆転しましたね。

こういった考え方のこどもたちが、あと10年ほどすれば社会に参入していくことになるのです。そのことを頭に入れて戦略を立てていく必要がありますね。

もう少し、アンケート結果を見ていきますと、

 

 

お小遣いをもらっているこどもが減っています。えっ?? っと思うのですが、そこは今回は少し置いておきますね。注目したいのは「新しい商品が出るとすぐ欲しくなることが多い」こどもが減っていることなんです。

 

これらの結果からも言えることですが、トレンドを作って購買者を集めるという戦略は今後成り立たなくなっていくのかも知れません。では、こども達は何事にも無関心なんでしょうか。

そんなことはないのですね。興味がそれぞれ多様化してきて、自分の興味のあるものは自分で調べるという傾向がどんどん強くなっているのだと思われます。

情報の信頼性

では、こども達は情報の信頼性をどこに置いているのでしょうか。次のグラフはメディアの信頼性について質問した結果です。

 

インターネットの内の情報の信頼性はもともと低かったのですが、さらに低下しています。反対に、テレビ・ラジオといったメディアの情報に信頼性を置いているのがわかると思います。これは、映像、音声といったリアルな情報に信頼性を見出してきているということに他ならないと思います。

つまり、こども達が信頼性のある情報を取得する対象は、映像、音声といった動画に移りつつあり、動画を使用したマーケティングこそが、今後最も重要になってくるのではないでしょうか。


最後にこども達が利用するネットサービスについてです。たしかにまだ検索サイトを利用する割合が86.6%と多いのですが、動画共有サイトを利用する割合も実は80.5%と非常に多いのです。
しかし、最近注目されているとはいえ、動画マーケティングの活用についてはまだまだこれからだと言わざるを得ません。
(博報堂生活総合研究所「こども20年変化」よりデータ引用)

動画マーケティングとは

動画マーケティングとは、動画を用いて利益を生む仕組みをつくる手法です。スマートフォンによる動画視聴が当たり前になった結果、動画を配信してマーケティングを展開する動きがすでに広がっています。

映像は静止画やテキストに比べて情報量が多く、印象に残りやすいメリットがあるのです。

動画マーケティングの目的と施策

動画マーケティングが行われている目的は主につです

自社商品やサービスを認知させること。(企業ブランディング)

新規顧客の獲得、リピーターのファン化、既存顧客のサポート

自社商品やサービスの販売促進、アップセル

効果的な動画マーケティングを進めるため、自社サイトに動画を載せるのに加え、ソーシャルメディアを有効活用することが求められます。

動画広告に注目が集まりがちですが、動画マーケティングは

検索エンジン最適化(SEO)

ランディングページ最適化(LPO)

オウンドメディア連携

など関連性の高い施策がたくさんあります。

動画広告

動画マーケティングの手法はいくつもあり、動画マーケティング=動画広告 ではないのですが、そう言えるほど有料広告の市場は大きく、影響力が強いのです。動画広告市場の動向はこのようになっています。

・インバナー広告: ディスプレイ広告枠のあるWebページに配信できる動画広告

インフィード広告: FacebookのフィードやTwitterのタイムライン、メディアの記事一覧などに溶け込ませる動画広告

インストリーム広告: YouTubeなどの動画プラットフォームに投稿された動画再生途中、前後に表示される動画広告

すごい勢いでの伸びが予想されます。前述のこども達の動向もそうですが、もはや動画広告が広告の主流になるのは時間の問題でしょう。

パーソナライズド動画

パーソナライズド動画とは、動画の中の一部を視聴する顧客に合わせて差し替え、マーケティング効果を引き上げるものです。企業が持つ顧客の名前・住所といった属性やソーシャルメディアが保有するターゲティング情報などに基づき、動画の一部を差し替え、一人ひとりに適合した動画を、低コストで製作・配信するものです。

アウディジャパンなど大手企業はすでに導入しています。Facebookなどで、「友達との思い出」など動画をまとめるサービスがありますが、これもパーソナライズド動画の一種ですね。

パーソナライズド動画は、通常の動画に比べ、コンバージョン率や完全視聴率が急増すると言われています。

こうしたソリューションが増えれば、動画マーケティングはもはや当たり前となるのでしょう。

YouTubeのマーケティング利用

動画マーケティングを始める最初の一歩として、YouTubeを利用するのが良いのではないでしょうか。

YouTubeをマーケティングに活用するメリットとしては、

圧倒的なユーザー数

TrueView広告(動画操作をした時にのみ課金される)

検索に強い(Googleの動画+サムネイルWeb検索の92%がYouTube動画だと言われています。)

YouTubeチャンネル(ユーザーが無料購読出来る)

YouTubeアナリティクス(分析ツールが無料使用可能)

といったことが挙げられます。

YouTubeは動画共有サイトとしてはもっとも利用者が多く、広告以外はすべて無料で使えることから、動画マーケティングに取り入れない手はありませんね。

共感を得るための動画マーケティング

ネット上での販売や集客を行う上で、顧客の共感を得ることは、リアル店舗での販売集客の場合よりずっと重要なことです。そのために動画でのアプローチは非常に有効です。

動画を製作することに躊躇しておられる方は、その壁を乗り越え、いち早く動画製作のノウハウを身につけられるか、外部に委託するかなどして動画活用を真剣にお考えになることをお勧めします。

クラウドファンディング やネット上でのB to Cショップイベント集客などにおいて、早急な動画活用による差別化が求められるのではないでしょうか。

ネット上では F2F のようなコミュニケーションは難しいのですが、それでも他の広告媒体に比べ、動画の圧倒的な情報量と発信力はユーザーへのアプローチを強力に進めることでしょう。

こども達の動向を見ても分かる通り、これからのマーケティングに動画は欠かせないものになっていきます。

ネット上で多数にアプローチするクラウドファンディングの成功要因も、今後ますます動画が左右することになりますね。

 

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西谷 佳之
大阪生まれ 神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA) 大学卒業後地方銀行勤務。約10年 4ヶ店の銀行支店長経験後リレーション推進部地域創生室を経験し、大阪大学産学共創本部特任研究員として大学発ベンチャーの創生に関わる。 一方で、中小企業支援をライフワークとし、テイクオフパートナーズを立上げ。銀行ではほぼ全ての期間で法人取引を担当した経験や、支店長として着任したすべての店舗を業績表彰店に導いた手法とMBAの知識をもとに、個社別のコンサルタントや経営関連講演を行うことで事業サポートを行っている。 銀行の枠組みを超えた企業サポート手法のひとつとしてクラウドファンディングの可能性に魅力を感じ、クラウドファンディングを利用した事業サポートに注力している。 また、起業志向学生のサポーターとして大学発ベンチャー創生にも携わっている。

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